• "水道"(/)
ツイート シェア
  1. 伊豆の国市議会 2021-02-19
    02月19日-02号


    取得元: 伊豆の国市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回(3月)伊豆の国市議会定例会議事日程(第2号)                     令和3年2月19日(金)午前9時開議日程第1 上程議案の一括提案理由日程第2 議案第15号 令和3年度伊豆の国市一般会計予算日程第3 議案第16号 令和3年度伊豆の国市国民健康保険特別会計予算日程第4 議案第17号 令和3年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計予算日程第5 議案第18号 令和3年度伊豆の国市介護保険特別会計予算日程第6 議案第19号 令和3年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計予算日程第7 議案第20号 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予算日程第8 議案第21号 令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予算日程第9 議案第8号 令和2年度伊豆の国市一般会計補正予算(第13号)日程第10 議案第9号 令和2年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第11 議案第10号 令和2年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第11号 令和2年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(16名)     1番  井川弘二郎君     2番  青木 満君     3番  高橋隆子君      4番  森下 茂君     5番  笹原惠子君      6番  鈴木俊治君     7番  久保武彦君      8番  八木基之君     9番  二藤武司君     10番  内田隆久君    11番  小澤五月江君    12番  梅原秀宣君    13番  柴田三敏君     14番  三好陽子君    15番  田中正男君     16番  古屋鋭治君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      小野登志子君   副市長     渡辺勝弘君 教育長     内山隆昭君    市長戦略部長  西島 功君 まちづくり         西島和仁君    総務部長    鈴木雅彦君 政策監 危機管理監   神田 稔君    市民福祉部長  山口和久君 福祉事務所長  吉永朋子君    経済環境部長  天野正人君 観光文化部長  公野克己君    都市整備部長  守野充義君 会計管理者   柳本加代子君   教育部長    佐藤政志君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長  高橋博美     議会事務局次長 鈴木朋宏 議会事務局係長 西島裕也     書記      井川敦子 △開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(古屋鋭治君) 皆さん、改めましておはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから令和3年第1回3月伊豆の国市議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(古屋鋭治君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ここで、報告が1点ありますので、お伝えをいたします。 昨日同意されました議案第12号 伊豆市伊豆の国市外1組合公平委員会委員の選任の同意につきまして、市長より訂正の申出がありましたので、この取扱いにつきまして報告をいたします。 お手元に配付しました資料を参照いただきたいと思います。 訂正内容につきましては、選任する委員の住所に1字脱字がありました。これは内容の変更を伴わない軽微な変更と判断し、訂正を認めましたので、お手元に配付した議案書の差し替えをお願いいたします。--------------------------------------- △上程議案の一括提案理由 ○議長(古屋鋭治君) 日程第1、ここで市長に、本日上程する議案の一括提案理由について説明を求めます。 市長。     〔市長 小野登志子君登壇〕 ◎市長(小野登志子君) おはようございます。 早速でございますが、議長よりお許しを得ましたので、本市議会3月定例会に本日提案申し上げ、ご審議を賜ります令和3年度予算案7件につきまして、私からその要旨を申し上げます。 なお、詳細につきましては、後ほど所管の部長から説明させますので、あらかじめご了承いただきたいと存じます。 議案第15号から第21号までです。 令和3年度伊豆の国市一般会計ほか6件の会計予算についてでありますが、本案につきましては、令和3年度伊豆の国市一般会計ほか6件の会計予算を調製しましたので、地方自治法第211条第1項及び地方公営企業法第24条第2項の規定に基づき、議会に提出するものであります。 まずは、議案第15号 令和3年度伊豆の国市一般会計予算の総額は224億7,000万円にて調製しました。 次に、議案第16号 令和3年度伊豆の国市国民健康保険特別会計予算の総額は55億1,000万円にて調製しました。 次に、議案第17号 令和3年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計予算の総額は6億3,500万円にて調製しました。 次に、議案第18号 令和3年度伊豆の国市介護保険特別会計予算の総額は41億4,700万円にて調製しました。 次に、議案第19号 令和3年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計予算の総額は1,400万円にて調製しました。 次に、議案第20号 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予算の収益的支出と資本的支出の総額は15億3,292万7,000円にて調製しました。 最後に、議案第21号 令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予算の収益的支出と資本的支出の総額は26億3,882万6,000円にて調製しました。 以上であります。ご審議の上、ご議決をくださるようよろしくお願いいたします。 ○議長(古屋鋭治君) ただいま市長より本日上程する議案の一括提案理由につきまして説明がありましたので、これより各議案等の内容説明を各担当部所長に求めます。 なお、各議案の説明終了後、質疑を行いますが、議案第15号から21号までの新年度予算につきましては、委員会付託が予定されておりますので、大綱質疑でお願いをいたします。--------------------------------------- △議案第15号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第2、議案第15号 令和3年度伊豆の国市一般会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市長戦略部長に求めます。 市長戦略部長。     〔市長戦略部長 西島 功君登壇〕 ◎市長戦略部長(西島功君) 皆さん、おはようございます。 それでは、議案第15号 令和3年度伊豆の国市一般会計予算について、内容をご説明いたします。 一般会計予算書の1ページをお開き願います。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億7,000万円と定めております。 また、第2条では継続費、第3条では債務負担行為、第4条で地方債、第5条で一時借入金、第6条では歳出予算の流用について定めております。 4ページ、5ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算のうち歳入でございます。 1款市税につきましては、1項市民税から5項入湯税まで合わせまして63億1,279万8,000円を計上しております。 2款地方譲与税につきましては、1項地方揮発油譲与税から3項森林環境譲与税を合わせまして1億6,100万円を計上しております。 3款利子割交付金につきましては500万円、4款配当割交付金につきましては2,500万円、5款株式等譲渡所得割交付金につきましては3,400万円、6款法人事業税交付金につきましては2,800万円、7款地方消費税交付金につきましては10億1,500万円、8款ゴルフ場利用税交付金につきましては8,400万円、9款環境性能割交付金につきましては2,100万円、10款地方特例交付金につきましては、1項地方特例交付金と2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を合わせまして1億1,500万円、11款地方交付税につきましては32億円、12款交通安全対策特別交付金につきましては1,000万円を計上しております。 13款分担金及び負担金につきましては3億7,767万4,000円を計上しております。主な内容としましては、放課後児童教室保護者負担金保育所運営費保護者負担金、各園・学校における給食費負担金などであります。 14款使用料及び手数料につきましては、1項使用料と2項手数料を合わせまして2億2,316万8,000円を計上しております。主な内容といたしまして、体育施設や文化施設、市営住宅などの使用料のほか、韮山反射炉の入場料、また戸籍謄本や住民票などの交付手数料、廃棄物処理手数料などであります。 15款国庫支出金につきましては、1項国庫負担金から3項国庫委託金を合わせまして28億5,406万6,000円を計上しております。主な内容としまして、生活保護費、自立支援給付費、児童手当等の負担金、道路更新防災等対策事業費文化財保護費等の補助金であります。 16款県支出金につきましては、1項県負担金から3項県委託金までを合わせまして13億2,933万5,000円を計上しております。主な内容は、国民健康保険後期高齢者医療基盤安定負担金、生活保護費や児童手当等の負担金、重度障害者やこども医療費、農業の担い手育成、観光振興、準用河川改修の補助金などであります。 17款財産収入につきましては、1項財産運用収入と2項財産売払収入を合わせまして3億6,976万1,000円を計上しております。主な内容としまして、土地の貸付料や財政調整基金をはじめとする各基金の運用益、旧韮山庁舎敷地売払収入などであります。 18款寄附金につきましては2億5,000万1,000円で、ふるさと寄附金を計上しております。 19款繰入金につきましては、1項特別会計繰入金と2項基金繰入金を合わせまして6億6,941万9,000円を計上しております。主な内容としましては、各特別会計からの繰入金や財政調整基金などからの繰入金であります。 20款繰越金につきましては、令和2年度からの繰越金として3億円を計上しております。 21款諸収入につきましては、1項の延滞金、加算金及び過料から5項の雑入までを合わせまして2億7,027万8,000円を計上しております。主な内容としまして、派遣職員の人件費補填金、後期高齢者健診委託料、こども高額医療費納付金田方PCR検査センター運営受託金ごみ減量対策費有価物売却代金大河ドラマ推進協議会繰入金などであります。 22款市債につきましては48億1,550万円を計上しております。主な内容につきましては、臨時財政対策債、新し尿処理場整備事業債広域廃棄物処理施設整備事業債、深沢橋架け替え事業債などであります。 6ページをお開きください。 歳出についてであります。 1款議会費につきましては、議員報酬と議会の運営に係る経費1億6,132万1,000円を計上しております。 2款総務費につきましては、1項総務管理費から6項監査委員費までを合わせまして25億7,993万1,000円を計上しております。庁舎や公有財産の維持管理事業、生活バスの運行支援、ふるさと納税の推進、自治会の振興、電算システムの運用経費などであります。 3款民生費につきましては、1項社会福祉費から7項災害救助費までを合わせまして74億1,479万5,000円を計上しております。生活保護、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉や後期高齢者医療費国民健康保険介護保険特別会計への繰出金、子育て支援施設や保育園の運営に係る経費などであります。 4款衛生費につきましては、1項保健衛生費から4項清掃費までを合わせまして45億9,166万2,000円を計上しております。子供や成人の予防接種、健康診査、ごみ処理施設等の維持管理、新し尿処理場の整備、伊豆市との廃棄物処理施設組合の負担金などに係る経費などであります。 5款労働費につきましては、1項労働諸費529万5,000円を計上しております。 6款農林業費につきましては、1項農業費と2項林業費を合わせまして3億4,460万8,000円を計上しております。 7款商工費につきましては、1項商工費から3項文化振興費までを合わせまして8億7,528万1,000円を計上しております。 8款土木費につきましては、1項土木管理費から、9ページに移りまして、5項住宅費までを合わせまして16億1,574万円を計上しております。 9款消防費につきましては9億2,725万8,000円を計上しております。主な内容としましては、駿東伊豆地区消防組合負担金、消防団活動、消防施設資機材の整備、同報無線の維持管理、プロジェクトTOUKAI-0をはじめとする地震対策事業などであります。 10款教育費につきましては、1項教育総務費から9項図書館費までを合わせまして18億9,413万5,000円を計上しております。主な内容としましては、各園・学校の運営事業、給食施設の運営管理、社会教育施設、韮山反射炉ガイダンスセンターの維持管理、スポーツの振興、文化財の保護、図書館の運営などに係る経費が含まれております。 11款災害復旧費につきましては、1項厚生施設災害復旧費から5項その他公共施設災害復旧費まで、それぞれ科目設置のために1,000円ずつ、合わせて5,000円を計上しております。 12款公債費につきましては20億1,996万9,000円、13款予備費につきましては4,000万円を計上しております。 8ページをお願いいたします。 第2表継続費についてであります。 大河ドラマ活用推進事業について、総額を5億1,600万円とし、それぞれ令和3年度と令和4年度の年割額を定めております。 9ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為についてであります。 令和3年度中に令和4年度以降の予算支出について債務を負担するものとして、ふるさと寄附金報償以下5件につきまして、それぞれ期間と限度額を定めております。 10ページをお願いいたします。 第4表地方債についてであります。 臨時財政対策債をはじめ、議会映像配信システム整備事業債など31事業の起債につきまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めております。限度額の合計は48億1,550万円となっております。 ページが進みまして、462ページをお願いいたします。462ページです。 給与費明細書であります。 特別職等1,756人、一般職367人、再任用と会計年度任用職員360人の給与費明細書となっております。 468ページをお願いいたします。 継続費に関する調書であります。 令和3年度において支出が予定されている継続費としまして、大河ドラマ活用推進事業、旧韮山庁舎解体事業韮山し尿処理場解体事業韮山反射炉保存管理事業し尿処理場整備事業があり、令和3年度の支出予定額は、合わせまして11億634万円となっております。 470ページをお願いいたします。 債務負担行為に関する調書であります。 第3表でご説明いたしました令和3年度新規設定分5件に加え、令和2年度以前に議決済みの債務負担行為につきまして、470ページから477ページにわたって掲載しております。 続きまして、478ページをお願いいたします。 最後になりますが、地方債残高に関する調書であります。 令和2年度末における残高見込額は、合計欄にありますとおり、241億4,876万2,000円となっており、これに令和3年度中の新たな起債見込額55億2,410万円を加え、同じく令和3年度中の償還見込額18億9,707万5,000円を減じた令和3年度末現在高見込額は277億7,578万7,000円となり、令和2年度末に比べ36億2,702万5,000円増加する見込みとなっております。 以上をもちまして、議案第15号 令和3年度伊豆の国市一般会計予算についての説明を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 発言者の方は、予算書等のページを述べてからお願いいたします。 それでは、歳入から質疑をお願いいたします。 それでは、6番、鈴木議員。 ◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 それでは、予算書の1ページのところをお願いします。 この1ページで第5条のところに一時借入金の借入れの最高額は20億円と定めると、このように記されております。この一時借入金、この性質について、どのようなものか、まずお伺いするということと、最高額が令和2年度までは10億円であったものが20億円に増加しようと、このようにされているわけです。その理由をお伺いしたいと思います。 もう一点でありますが、自主財源が市税をはじめ7億9,000万円も減少しております。そういった中で自主財源比率が過去最低の30%台に落ち込んでおります。こういった中で、市では、この予算の中では多額の市債によって前年比6.1%増の224億7,000万円という大型の予算を組んでおられます。本来、この伊豆の国市の平均的な自主財源比率というのは50%内外と、このように過去の記録からも承知しているところでありますが、現在、私はいびつな形になっているというふうに感じるわけでありますが、いつ頃までに過去の正常な状態に戻していこうと考えているのか、この2つについてお伺いさせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 初めに、1ページの第5条、一時借入金についてでございます。 この一時借入金でございますが、考え方としましては、一時的に現金が不足する中で、ここで借入れをしなければならない事態に備えるためのものですが、こちらが前年度までは10億円だったのが20億円になったということでございます。これは、想定しておりますのが広域ごみ処理施設の負担金26億円に対する負担金でございますが、こちらが広域ごみ処理組合との調整はしているわけですけれども、その中で市の財政的に現金がどうなるか分からない中でございますので、ここで10億円、今年度起債してしまいますと、それ以上は借りられないことになりますので、今年度はこの広域のごみ処理施設の負担金に対するために20億円と設定させていただいたものでございます。 2点目でございますが、自主財源比率30%台ということでございます。こちらはまさしく39%という自主財源が落ち込んだということですが、これの要因にはやはりいろいろあるということで、このコロナ禍で歳入のほうが落ち込んでいるということが一番大きな原因でございます。 まず、地方税だけでも3億5,000万円の減、これで1.5ポイントから1.6ポイントぐらい減になってくると。これに加えまして、広域ごみ処理施設における負担金、これには合併特例債を活用するつもりでございますけれども、ここに多額の地方債が生まれてくると。ここにも自主財源比率を大きく落ち込ませた原因となっているということでございます。 それに加えまして、今年度、基金繰入金でございます。ここが自主財源に分類されておりますけれども、この基金の取崩しを少なくして抑えてきたということも要因になっております。歳入として繰入金を増加させることで自主財源比率は上がるんですけれども、そこに財政調整基金は減ってしまうと。これをどのように見るかということの中で、どのように調整するかということの中で、この自主財源比率というのは変わってきますので、今年度の30%台というのは一過性のもので、今年度は特別、どうしても重なった部分があって30%台に落ち込んだということでございます。 先ほど議員のご指摘である50%台になるのはいつ頃になるのかということでございますが、こちらはですね、非常に、いつなるかということは明言できませんけれども、今年は30%台に落ち込みますが、来年度は間違いなく40%台には来て、なるべく早い段階で50%台に近づけたいという考えでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、6番、鈴木議員。 ◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 ただいまご答弁いただきましたが、この一時借入金の性質というのは、これは予算の中でずれが生じたときに、やはりその金策のために一時的に借りるということではご理解いただいているところですが、ただ大事なことは、年度内にそのお金を返さなきゃならないということです。来年まで、その翌年度まで引き延ばしていくわけにはいかないわけですから。ということは、先ほどの説明だと、ごみ処理場のこのことについて、多額のお金が生じるかもしれませんから、そのときにお金が足りなかったら借りるよということですので、令和4年度、翌年度の予算のときには、この20億円とあるのは10億円にまた戻すかどうかということを1点まずお伺いさせていただきたいと思います。 それと、自主財源比率がですね、今そういう過去からくると10%以上落ちているわけでありますが、これがいつそういうふうな正常な状態に戻るかどうか、何とも言えないということではありますが、やはり自主財源比率が高くないと、市のいろんな事業ができない。事業ができないということは、やはり伊豆の国市の発展に結びついていかないと、このように受け止めるのは財政上の僕は考えだと、このように理解しているわけでありますが、自主財源比率を引き上げていくために今からやっていかなきゃいけないと思うんですが、その心構えというか、考え方についてお伺いしたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長
    市長戦略部長(西島功君) 1点目の一時借入金につきましては、令和3年度の一時的ということで、20億円を設定させていただいて、令和4年度から10億円に戻そうという考えでございます。 2点目の自主財源比率でございますが、これが高くあればいいというのは間違いなくそうなんですけれども、先ほど申し上げましたとおりに、基金との関係もございます。基金を、繰入金を投入すれば自主財源比率が上がりますけれども、基金は下がってしまうような関係もございます。そんな中で、先ほどこの自主財源比率を上げていく考え、財政上の考えということでございますので、こちらは、この財政が厳しいという中では、歳出の削減、抑制を図っていくのはどうしても避けられない。これからどのようにそういうことをしていくかというものも長期的に考えていかなければならないと考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) すみません、補足させていただきたいと思います。 確かに自主財源というのは50%以上、それがもう高ければ高いほどいいというのは承知しているところでございますし、今回、一時借入金の枠を広げたというのは、先ほど部長が申したとおり、ごみ焼却場の負担金の増ということが考えられますが、ここは前から言っております三大インフラの整備ということがここで重なった部分も含めて、一時的な膨れ上がりということでこういう状態になっているわけでございますが、これは当然やらなきゃならない事業として位置づけた中で進めてきております。ですので、できるだけその後、整備が終わった後につきましては、しっかりと今、事業につきましても精査をしながら、当然予算を見ながら組み立てていくという、必要になってきますので、そこはしっかりとその辺についての見極めはしていきたいと思いますし、今後も検討していきたいと思っています。 ただ、これにつきましては、先ほど自主財源を上げる手法としまして、先ほど言った事業をすることと同時に、大河ドラマでいわゆる契機的な部分、それから地域振興ということを狙っておりますが、同時に周遊させる韮山反射炉の部分も入場料のほうもアップさせるような部分も、これは連動性とした中で考えているわけでございますんで、そういった事業も含めた中で次年度以降もですね、そういった自主財源が上がるような形の制度につなげていくようなこともしっかりと考えていきたいと思っていますので、そこは、今ここの一番苦しいところ、三大インフラを整備するということは、これは命題でありますので、そこを何とかしのいでいきながら、今後しっかりと将来を見据えた形の財政運営をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 今、鈴木議員が聞いた内容と同じようなことなんですが、基本的に今回の予算審査をするに当たって、財政シミュレーションをですね、先ほど鈴木議員も言われていた要するに長期的な財政の考え方を示さず、今回予算編成について審査をしようということですが、前々から私そのようなことをお願いしたときに、財政シミュレーションを今回の予算審査に当たって説明をするというご説明だったんですが、いつ説明をされるんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 内田議員が言われているのは、財政シミュレーションと言われているんですが、私、12月の議会では起債償還シミュレーションという形でお伝えしたと思っております。この起債ですね、借金の部分の償還シミュレーションを示して、この3月議会にお示ししますよというお答えをしましたので、委員会で財政を所管する総務観光建設委員会では、そこの起債償還シミュレーションを示してご説明したいと。その後の3月10日の全員協議会で皆さんにその同じ資料をもちましてご説明したいと考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 先ほどの鈴木議員のときの質問でも、これから市政の財政をどうやっていくかというのは、ただお金のやりくりじゃなくて、事業等についてもですね、私の質問したときの議事録がここにあるんですが、中期財政計画も含めて財政償還シミュレーションというふうに申し上げて、それを戦略部長は、今回の予算審査に当たって、3年から5年の部分を説明するというふうにお答えになっているわけです。それをいつ説明する、総務観光建設委員会は財政課の説明であって、予算全般の説明ではないと思うんですね。そこら辺の説明をはっきりしていただかないと、ただ口頭で苦しいといっても、なかなか議員の皆さんも市民も理解できないというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょう。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 12月の答弁で私、起債償還シミュレーションの中で令和4年から令和5年、令和6年、3年ぐらいをしっかりと見極めてという形で言ったつもりでございます。財政シミュレーションというのがどういうことか、ちょっと私にはあまり理解できないんですけれども、その中で、私が答弁した中では、起債償還シミュレーションの中でどういう設定をして、そのシミュレーションを条件的に、どのような条件の中でシミュレーションしてやったかというのをご説明するというお答えをしたつもりでおります。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 議事録を見ながら私言っているんですよ。それで、裾野市がここで財政危機宣言したじゃないですか。今、裾野市の財政というのは決して悪くないんですよ。それで、これから先の歳入の見込みが少なくなるんで、ここで財政危機宣言をして手直しをしていこうということで宣言をしているわけですよ。現状だけ比べると、伊豆の国市より裾野市のほうが財政健全なんですよ。それで、両方ともやはり似ているところは大型事業を抱えているという事情の中で裾野市はやっているんで、だから、今、中期財政計画なり、財政シミュレーションの説明をしなきゃいけないんじゃないですか、市長。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) 裾野市の場合は、財政調整基金が86億円、これは一時的にこの今のコロナの関係の経済支援も含めた経済情勢の中で20億円前後に削減されてしまうと。そういうことの中で財政危機宣言を発令したということでございます。これは一つの手法として裾野市さんは捉えたということでございます、非常事態宣言ですね。 ただ、これにつきましてどうこうということはもちろんありませんが、うちとしてもしっかりとした形の財政見通しというのは立てなきゃいけないと思っておりますので、そこはやり方、方法だと思いますので、裾野市のことにつきましても十分参考にさせていただきます。ただ、先ほど言いましたとおり、三大インフラ、これが大きな要因だということは皆さんにも説明させていただきました。それ以降につきましてはしっかりと事業的な部分については、公共施設再配置計画の中でしっかりともみながら、しっかりとその事業計画も立てながら、その検証をしながら進めていくという考え方は変わりませんので、その中でご説明できればと思っています。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 よろしいですか。 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 今の鈴木議員、そして内田議員と重なってしまうようなことになるかもしれませんけれども、まず、令和3年度の予算が過去最高になったということについて、それについては理由があるわけなんですけれども、一時的な要因による予算規模の増大ということで資料を頂いていて、広域廃棄物処理施設組合の負担金が26億1,000万円、それと、し尿処理整備事業に4.7億円、あと、大河ドラマの推進協議会への交付金3.4億円ということで、これが一時的な予算規模を膨らめた要因であるということで、通常の予算でいきますと190.5億円ということで、資料では過去3番目という表示になっておりますけれども、私としては、やはり過去最高であるということと、先ほど鈴木議員から質問のあった一時借入の件ですよね。現金のやりくりの問題も発生してくる可能性が新年度はあるんだというやり取りを聞くにつれ、ちょっと一時的な予算規模の増大とはいえ、大変厳しい財政状況であるということがうかがえるというふうに思うんですけれども、過去最高になったという点での市当局の見解をまず伺いたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) 確かに一時的な要因によります予算規模の増大ということで、今、三好議員がおっしゃったとおりでございます。その中で、広域廃棄物処理施設組合の建設費の負担というのは26億円を超えているわけでございます。先ほど言った一時借入金については、いわゆる支払いの部分のプロセスの中で、当然これは合併特例債を使った負担金の支払いになるわけですので、借入れの時期と、それから支払いの時期のバランスということで、一時的に借入金を使わざるを得ないというような部分がありますので、それは当然合併特例債を担保した形の中で支出させていただきますんで、それは正直いって今年度、令和3年度の中で調製ができるかと思います。 ただ、これは本当にこんなことをやっていると、当然通常の年で事業にもうこういう形で出てくるということ自体がそもそもまずいと思いますので、そこはしっかりとその歳入を図りながら歳出のほうについても見ていくという必要があろうかと思います。ですので、できるだけこちらも、こちらの予算規模につきましてはできるだけそんな多くならないようにという部分も含めた予算調製はさせていただくつもりでございます。ですから、決してこれが過去3番目だからいいと思っているつもりはございません。ですから、しっかりと、先ほど言いましたように事業自体の見極めも必要ですし、今後の事業展開についてはしっかりと歳入を見ながらの担保ということが絶対必要だと思いますので、そこはそことしてしっかりとやっていかなきゃいけないというつもりではおります。 ただ、先ほど言いましたように、今回その事業として位置づけてあるものにつきましては、地域経済活性化ということも含めた大河ドラマだと思っておりますので、その後、地域経済が活性化され、またその収入的に増になれば、それが市税として戻ってくる部分ございますんで、そういうことも含めた形の事業も含まれておりますので、そこはそことしてしっかりと皆さんにもご理解いただきたいと思いますし、この予算が決して一時的なことといいますかね、一時的な要因の中での規模の増大ということで収まるように、できる限りその予算規模についても、しっかりと収入を見定めた中での事業展開をしていくということになりますんで、それは来年度以降もしっかりと担保した形でいかなきゃいけないという認識は持っておりますので、その辺についてもご理解いただけたらと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 やはり今の市の財政的なことについては、厳しいという状況にあるという認識を持って、厳しい市政運営をやっていかなきゃいけないという認識にみんなで立っていかなければいけないというふうに思いまして、見解を伺ったんですけれども、そういう点ではしっかりと厳しいという状況は捉えていらっしゃるというふうに思うところですが、それで、当初予算がこれだけ膨らんでおります。例年ですと、1年間やっていくうちには突発的に必要になってくる経費等が必ず出てくるわけで、私、統計を今日はちょっと持ち合わせてはいませんけれども、必ず補正予算を組まなきゃいけない状況が生まれてきて、財源が国・県から来るものについてはよろしいんですけれども、どうしても財調を取り崩さなきゃいけないという状況というのは出てくると思いますが、その辺の1年間の補正を組まなきゃいけないというところはどれぐらいを、毎年毎年違うので難しいかもしれませんけれども、予算を立てる上で年間の補正についてはどれぐらいを予測しておられるのか。財政調整基金については、先ほど少し話が出たと思うんですけれども、令和2年度末見込み28億円となっていまして、取崩しが当初予算では少ないもんですから、令和3年度末、約25億円というふうには今現時点で見込んでおられますけれども、決して楽な余剰金ということではないと思うんですね。その辺についてはどう考えてこういう予算というふうになっておられるのか伺いたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) 中期財政計画を立て直しをさせていただいた中では、当面の目標としては財政調整基金15億円という話をさせていただきました。それは標準財政規模の1割、それに少し余裕を持たせた形の中で15億円という形を示させていただきました。決してそれが十分だと思っている認識はございません。ですので、今そのプラス10億円ぐらいの規模の財政調整基金の残高だと思っております。これは令和元年度末とほぼ同じぐらいの残高に、この3億4,000万円の繰入金をした後、結果が約24億9,000万円ぐらいですから、ほぼそこと同じぐらいの残高をキープしている状況になっていると思います。 ただ、これが十分だとは思っておりませんが、ここにつきましては、財政調整基金、どれだけ残高として見ればいいのかということもありますので、そこはしっかりと、今は15億円と想定していますが、コロナウイルスの関係ですとか天災、人災等、風水害等もございますので。これについてはしっかりとその辺ももまなきゃいけないとは思っています。ただ、事業として、前にも言いましたように、やらなきゃいけないと思っている事業については常々お話をさせていただきましたので、今後はこの部分について整理ができた段階では、将来をもう一度しっかりと検証した形の中で、地域財政計画並びに公共施設再配置計画に基づいて組立ても必要ですし、財政調整基金についても当面は15億円ということで表明させていただいておりますが、これもしっかりと担保しなきゃいけないと思っていますので、これにつきましては、あればあったほうがいいというのは決まっておりますし、25億円でいいのかという議論もありますので、そこはしっかりと今後その辺検討させていただきますが、今現在でこれで十分だという認識はもちろん持っていません。どの程度必要なのかということは、やはりしっかりと見極めなきゃいけませんが、それにつきましては、今後の事業の展開も含めてしっかりと皆様にお示しをしたいなと思っています。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 私も財調関係がやはり気になるところで、少しお聞きしたいんですけれども、昨年の予算のこの3月定例会のときに財調の令和2年度末がたしか16億8,000万円になる見込みだというふうに私メモしているんですが、それで間違いないかと思います、1回それを確認したいんですけれども。そういう説明で昨年度は予算はありましたけれども、令和2年度末の見込みが28億3,000万円になるということで、12億円ほど増えているんですね。だから、見込みと相当違うんですけれども、こういう結果になってしまったということを見ますと、今回も令和3年度末を約25億円ほど見ていますけれども、本当にこのとおりいくのかというのは、ちょっと令和2年度の結果を見て、私不安に思うんですが。特にこの令和2年度は見込みと相当違って財調が増えている、増えていいことですけれども、予定と違うというのは何かなというのはちょっと気になりますので、その辺が分かりましたら、ちょっと令和2年度に絡みますけれども、今後のことも含めて大丈夫かということを聞きたいので、ちょっとお答えいただければと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) すみません、令和2年度末の16億8,000万円何がしというのは、ちょっと私今、頭の中にないんですけれども、この令和2年度、特別だということが、コロナのこの時期にあって、事業を大分停止したり抑制したりしたものがございます。その中でコロナに関する対策に対しては、国からの補助金が下りてきているという、この中で措置ができたということで、先ほど申し上げた市の単独で行う事業が抑制できたところの中で歳出が伸びていないということが第一の要因かなと思っております。 そんな中で、一般財源を使わなければ剰余金ができるということで、財調のほうに積み上がってくるということがありますので、この辺の議員のおっしゃる16億円幾らというのと、その辺の関係が少し、今の時点ではちょっと分かりませんけれども、コロナ禍の中でいろいろとそういうものが積み上がってきたというのは要因かなと思っております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 私も先ほど申し上げましたようにちょっと16億8,000万円というのが去年の予算のときのメモですので、はっきりしたものかちょっと分かりませんけれども、メモには令和2年度末の残高をそういうふうに書いていますので、ちょっとまた確認していただきたいと思います。 それで、この毎年の当初予算のときに財調をどれだけ繰り入れて予算を編成するかというのをこのところ数年を見ますと、やはり令和元年度が9億7,000万円、令和2年度が7億5,000万円で、今回は、令和3年度は3億4,000万円でかなり少ないんですね。大型の予算でありながら財調の出入りが少ないということはいいことなんですが、その代わり市債が増えているというのがありますので、簡単にいいとは言えませんけれども、財調としては一定のところは押さえているんですけれども、私が思うのに合併の算定替えの優遇額が約4億4,000万円あったのが5年間で減らされて今ゼロになっていますけれども、それでも約4億5,000万円も減っているわけですよね。それで今回コロナでまた市税も減っている。今後、三大インフラの償還、特例債を使ったとしても3割の負担が来るわけですから、どう見ても予算編成は厳しくなるというのが今後のことは予測できるわけですよね。 そういうことを考えると、先ほど三好さんが言いましたけれども、厳しい財政運営を今後していかなければいけないという中では、やはりいろいろな自主財源も増やしていかなきゃならないと思うんですが、特に市税が一番大きいんですけれども、コロナ禍で厳しい中では、ここまだ1年、2年分かりませんので。本当に財政をしっかり見ていく必要があるという点でもう一つ確認したいと思います。どういう認識、今後の認識を。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) 先ほど議員がおっしゃったとおり、財政調整基金の繰入れを対応するというのは、当然その基金を圧迫するわけでございますので、そこはできるだけ抑えるという部分を一応考えたつもりでございます。ただ、その代わり、その合併特例債を含めた起債が上がっていくということについてはしっかりと見極めなきゃいけないと思っています。ただ、事業を展開する中には、最も有利な起債を借りていくというのは大変必要だろうと思いますので、組立ての中ではしっかりとそういった部分についての担保をしながら進めていかなきゃいけないという認識は持っています。 ただ、その中で、やはり財政調整基金も含めた要するに自主財源、こういったものをどれだけ確保できるかということにつきましては、先ほど来言いました、地域が活性化しないと当然税金から始まって、それに伴いまして自主財源のほうのアップにはつながらないと思います。ですので、そこに、再三のように言いますけれども、事業の中でもって、大河ドラマというのを一つの契機として、起爆剤として位置づけておるわけでございます。ですので、事業としては、先を見据えた事業として考えていただければなと思っておりますし、だからといって安易に事業を拡大するつもりはございませんが、そういった中でしっかりとやはり見極めていかなければいけないと思います。 ですので、事業としてはしっかりと組立てをするということは当然でございますが、先を見据えた事業の展開というのは絶対必要だと思います。ですから、そんな中でしっかりと財政的な担保を図りながら事業を進めていくという姿勢は絶対必要だと思いますので、今後もそれにつきましてはしっかりと皆さんにお示しできるような形での事業展開が必要だということの認識は持っておりますので、そんな中で、決して楽観視しているわけではございませんし、厳しい状況というのは今後も続くということは百も承知でございますので、そんな中でしっかりとした財政運営ができるような形で目指していくという姿勢は持っていますんで、今後もそれも続けていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、歳入についてはここで質疑を終了させていただきます。 会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。 休憩時間につきましては10時10分までといたします。 △休憩 午前9時57分 △再開 午前10時10分 ○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 引き続き令和3年度伊豆の国市一般会計予算を議題といたします。 次に、一般会計予算の歳出についての質疑を許可いたします。 質疑ございませんか。 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 歳出ですけれども、やはり経常的経費と投資的経費のバランスなんですけれども、特に経常的経費は増えていますね、27億円近く増えて、逆に投資的経費が10億円ほど減っているという状況を見ますと、経常的経費ですから、これはなかなか減らすこともできないという中で、投資的経費ですけれども、特に普通建設事業の単独事業が特に減っているんですね。この辺が大きく全体で減っているかと思うんですが、これについてはどのように考えていますか、ちょっと伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 経常的経費と投資的経費の中で、経常的経費が増えている要因としましては、補助費等のところが増えております。これは広域ごみ処理施設への負担金、これが補助金というところで計上されておりますので、経常的経費が増えているという要因でございます。 また、単独事業が減っているというところでございますけれども、こちらは昨年の斎場の建設がこの単独事業費に入っておりましたので、それがなくなったというところの中で、この単独事業費が減っている要因となっております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 地域経済に大きく影響するのがこの単独事業の普通建設費かと思いますので、これが少なければ経費は少なくて済むんですけれども、地域経済に及ぼす影響って考えますと、あまりどんどん減っていけばいいというわけでもないと思いますので、その辺はバランスを見て今後もやっていってほしいと思います。 以上で終わります。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の各常任委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。 ここで各委員長にお願いをいたします。 本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第16号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第3、議案第16号 令和3年度伊豆の国市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市民福祉部長に求めます。 市民福祉部長。     〔市民福祉部長 山口和久君登壇〕 ◎市民福祉部長(山口和久君) それでは、議案第16号 令和3年度伊豆の国市国民健康保険特別会計予算につきましてご説明いたします。 なお、予算概要説明勉強会にて事項別明細についてはご説明させていただいておりますので、ここでは概要につきまして説明させていただきます。 特別会計予算書の1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ55億1,000万円と定めております。 第2条では、一時借入金の最高額を1億円と定めております。 第3条では、歳出予算の流用について規定しております。 次に、4ページ、5ページをお願いいたします。 第1表の歳入歳出予算の歳入であります。 1款1項国民健康保険税、一般被保険者分と退職被保険者分を合わせて11億3,287万8,000円としております。この予算額は、一般被保険者、退職被保険者それぞれの被保険者数を推計して出しております。 2款使用料及び手数料、1項手数料80万1,000円は、督促手数料が主なものです。 3款国庫支出金、1項国庫補助金220万1,000円は、災害臨時特例補助金の科目設定1,000円と国保システム改修費220万円です。 4款1項療養給付費等交付金1,000円は、過年度分精算金の科目設定であります。 5項県支出金、1項県補助金38億5,332万3,000円です。これは保険給付費等交付金(普通交付金)37億2,146万8,000円と保険給付費等交付金(特別交付金)1億3,185万5,000円となっております。 6款財産収入、1項財産運用収入15万8,000円は、事業基金の運用益です。 7款繰入金は、1項一般会計繰入金、2項基金繰入金合わせて4億8,761万9,000円です。保険者支援及び保険税軽減分に対する保険基盤安定繰入金や出産育児一時金繰入金、職員給与費等繰入金、財政安定化支援事業繰入金のほか、その他一般会計繰入金となっております。また、国民健康保険事業基金から1億円の繰入れを計上しております。 8款1項繰越金は2,000万円を計上しております。 9款諸収入は、1項延滞金及び過料、2項雑入を合わせて1,301万9,000円です。 以上、歳入合計は55億1,000万円であります。 続きまして、5ページの歳出です。 1款総務費は、1項総務管理費、2項徴税費、3項運営協議会費まで合わせまして8,166万9,000円です。 2款保険給付費は、1項療養諸費、2項高額療養費、3項移送費、4項出産育児諸費、5項葬祭諸費、6項傷病手当諸費まで合わせまして37億5,163万9,000円です。 3款国民健康保険事業費納付金、1項事業費納付金医療給付費分、2項事業費納付金後期高齢者支援金等分、3項事業費納付金介護納付金分まで合わせまして15億7,859万3,000円です。県への納付金となっております。 4款1項共同事業拠出金は3,000円です。 5款1項財政安定化基金拠出金は1,000円です。 6款1項保健事業費7,371万1,000円は、疾病予防事業1,777万7,000円と特定健診・保健指導事業5,593万4,000円です。 7款1項基金積立金15万9,000円は、事業基金への積立金です。 8款公債費、1項一般公債費1,000円は、財源不足となった場合の一時借入金の利子です。 9款諸支出金、1項償還金及び還付金と2項繰出金を合わせまして1,422万4,000円は、保険税の過年度還付等の発生を見込んだものです。 10款1項予備費は1,000万円です。 歳出合計は55億1,000万円であります。また、前年度対比では、歳入歳出とも1億4,000万円の減額となっております。 次に、38ページの給与費明細書をお願いいたします。 1の特別職等は国保運営協議会の委員14名の報酬、2の一般職は職員6名と会計年度任用職員5名分の給与明細でございます。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてからお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 ページといいましても、全体的に聞きたいと思っておりまして、全体の予算合計が前年対比1億4,000万円減っています。この要因について伺っておきたいんですけれども、勉強会の中では被保険者が611人減という説明がございましたので、大きなそれは要因かと思うんですけれども、それについて少し説明をいただきたいことと、あと、1人当たりの医療費の関係がこの減額との関係ですか、どうなのか。被保険者数の関係と1人当たりの医療費の関係と全体の予算の1億4,000万円の減額についての関係性というんですか、その辺について伺いたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) まず、予算説明勉強会で報告しました611人の件、そこに関しまして、そういうことで税収は下がっているかと思っております。 それと、医療費の関係なんですが、令和3年度は1人当たり、推計といたしましては33万1,298円ということで推計をしております。こちらは前年対比3.03%の伸びということになっておりますので、実際は1人当たりは増えておりますけれども、人数が減っているもんですから、給付費としては減っているというようなことでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 よく分かりました。 それで、もう一点伺っておきたいんですけれども、国保につきましては、昨日、賦課限度額の変更というか、増という条例が可決したわけなんですけれども、保険税率については維持ということだと思うんですけれども、今回、令和3年度では基金なんですけれども、1億円運用することになっておりますけれども、基金の運用についての考え方についてお聞きしておきたいと思います。少しここのところたまってきていると思うんですけれども、その基金をどう保険税との関係で運用していくというお考えなのかお聞かせください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) すみません、ちょっと今、手元に基金を書いたものが、数字を書いたものがあれですが、5億円何がしかだったと思いますが、今回、通常ですと令和3年度に保険料税率の値上げというものが想定はされておったんですけれども、コロナの関係で1年持ち越しというようなことになっております。それは周辺の市町全て上げないということでございます。 そちらに関しましては、そこの部分で少し税収が減っていきますので、そちらに対して基金を充当するということで考えております。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いいたします。本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第4、議案第17号 令和3年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市民福祉部長に求めます。 市民福祉部長。     〔市民福祉部長 山口和久君登壇〕 ◎市民福祉部長(山口和久君) それでは、議案第17号 令和3年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明いたします。 なお、既に予算説明勉強会にて事項別明細についてはご説明させていただいてありますので、ここでは概要につきましてご説明させていただきます。 予算書の45ページをお願いいたします。 1項では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6億3,500万円と定めております。 次に、48、49ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算の歳入です。 1款1項後期高齢者医療保険料5億1,494万7,000円です。保険料は、静岡県後期高齢者医療広域連合が決定した保険料率で市が徴収するものです。 2款繰入金、1項一般会計繰入金1億1,851万2,000円です。この繰入れは、保険料の軽減に対する保険基盤安定繰入金を一般会計から繰り入れるものです。なお、この繰入金は、県が4分の3、市が4分の1を負担しております。 3款使用料及び手数料、1項手数料12万円は、督促手数料です。 4款1項繰入金1,000円です。 5款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料と2項償還金及び還付加算金を合わせて142万円としております。 歳入合計は6億3,500万円であります。 次に、歳出です。 右の49ページをお願いいたします。 1款1項後期高齢者医療広域連合納付金6億3,366万円です。収納した保険料や延滞金と一般会計から繰り入れた基盤安定負担金を広域連合に納付金として納めるものです。 2款諸支出金、1項償還金及び還付加算金と2項繰出金を合わせて134万円としております。1項償還金及び還付加算金は過年度分の保険料の還付金で、2項繰出金は督促手数料を一般会計に繰り出すものです。 歳出の合計は6億3,500万円であります。 また、前年度対比では、歳入歳出とも700万円の増額となっております。 以上で後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 質疑ございませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第18号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第5、議案第18号 令和3年度伊豆の国市介護保険特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を福祉事務所長に求めます。 福祉事務所長。     〔福祉事務所長 吉永朋子君登壇〕 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) それでは、議案第18号 令和3年度伊豆の国市介護保険特別会計予算について説明させていただきます。 なお、既に勉強会で事項別明細について説明させていただいておりますので、ここでは概要説明とさせていただきます。 それでは、特別会計予算書の61ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億4,700万円としております。 第2条では、歳出予算の流用について規定しております。 次に、64ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算の歳入であります。 歳入の1款保険料、1項介護保険料は8億9,141万2,000円を計上いたしました。これは65歳以上の第1号被保険者の保険料で、第8期介護保険事業計画で算出した基準月額を5,100円、被保険者数を1万5,985人と見込んで算定いたしました。 2款使用料及び手数料、1項手数料の10万円は督促手数料であります。 3款国庫支出金は、1項国庫負担金と2項国庫補助金を合わせまして9億6,645万1,000円の計上となっております。これは、歳出2款の保険給付費と3款の地域支援事業に対し定められたそれぞれの負担割合により算出したものでございます。 4款1項支払基金交付金の10億6,788万8,000円ですが、この交付金は40歳から65歳未満の第2号被保険者の保険料であり、歳出2款及び3款1項の事業費を対象に定められた負担割合に応じて算出したものであります。 5款県支出金は、1項県負担金と2項県補助金を合わせまして5億9,207万5,000円を計上いたしました。こちらにつきましても各負担割合により算出したものであります。 6款財産収入、1項財産運用収入の10万円は、介護給付費準備基金の利子であります。 7款繰入金は、1項一般会計繰入金と2項基金繰入金を合わせまして6億2,597万円を計上いたしました。1項一般会計繰入金は歳出の介護給付費及び地域支援事業費の市負担分の繰入れのほか、職員給与や事務費等の全額を繰り入れるものであります。また、2項基金繰入金につきましては、介護保険料負担分の不足額を介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 8款1項寄附金の1,000円につきましては、科目設定の予算であります。 9款1項繰越金は300万円を計上いたしました。 10款諸収入は、1項延滞金加算金及び過料と2項雑入を合わせまして3,000円を計上しております。これはそれぞれの科目設定となっております。 以上、歳入合計は41億4,700万円となっております。 続きまして、右の65ページをお願いいたします。 歳出であります。 1款総務費は、1項総務管理費から3項介護認定審査会費まで合わせまして6,938万3,000円であります。主なものは、職員の人件費と介護認定審査に必要な主治医の意見書料、介護認定調査経費であります。 2款保険給付費は、1項介護サービス等諸費から6項特定入所者介護サービス等費まで合わせまして37億8,060万9,000円となっております。保険給付費の予算額につきましては、第7期介護保険事業計画の平均伸び率から推計し計上しております。主なものは、ホームヘルプサービスやデイサービス等の居宅介護サービス給付費、特別養護老人ホーム入所費等の施設介護サービス給付費、小規模特養グループホーム入所費等の地域密着型介護サービス給付費、ケアプラン作成費である居宅介護サービス計画給付費、施設入所等に係る利用者負担を軽減する特定入所者介護サービス費であります。 3款地域支援事業費は、1項介護予防・生活支援サービス事業費と2項包括的支援事業費を合わせまして2億8,480万3,000円となります。主なものは、総合事業に係る介護予防・生活支援サービス給付事業の訪問型・通所型のサービス給付費、3つの日常生活圏域に設置されている地域包括支援センターの委託料などとなっております。 4款1項基金積立金の919万7,000円は、介護給付費準備基金の利子及び歳入歳出調製のため基金に積み立てるものであります。 5款諸支出金は、1項償還金及び還付金と2項繰出金を合わせまして200万8,000円を計上しております。主なものは、第1号被保険者保険料の過年度還付金であります。 6款1項予備費は100万円を計上いたしました。 以上、歳出合計は41億4,700万円となっております。 次に、102ページをお願いいたします。 給与費明細書になります。 1の特別職等につきましては、介護保険運営協議会委員や介護認定審査会委員等41名、2の一般職職員につきましては9名分の給与費明細であります。 最後になりますが、108ページをお願いいたします。 債務負担行為についてであります。 令和2年度議決済みに係る分として、地域包括支援センター運営委託料を令和3年度から令和5年度に2億67万円支出予定となっております。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてからお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 介護保険の令和3年度の予算につきましては、介護保険計画の第8期の初年度ということですけれども、2月12日の全協で高齢者保健福祉計画と第8期の介護保険事業計画について、概要について、所長のほうから資料を提出いただいて説明をいただいていまして、この令和3年度の予算編成に当たりまして、介護保険の8期の計画の特徴、施設整備等がどのようになっているのかとか、ちょっと特徴についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) まず、施設の整備につきましては、ほぼ7期の計画のときに施設整備が完了しておりますので、8期におきましては施設整備は計上しておりません。ですので、なかなか施設の整備が7期のときに台風19号の影響であったり、コロナの影響で事業所さんのほうでなかなか、本来ですと令和元年度に施設ができる予定であったのがそれぞれの今申し上げました影響で、令和2年度、それも9月であったり、12月であったり、かなり後ろのほうに行ってしまったということがあります。それで、今回5億円もの給付のほうが減になっておりますけれども、そのような影響もあります。ただ、今回の予算の組み方が、本来ですと8期の令和3年度の計画値で上げられればよかったんですけれども、当初予算を組むときにはちょっとそこが間に合っておりませんで、実績値に基づいて7期の計画の3年間の平均に基づいて今回は実績値ということで、実績に基づいて上げさせていただきましたので、予算の金額がかなり減っているというのは、その部分であるかと思います。 この8期につきましての特徴なんですけれども、国の計画に基づいての部分がありますので、大きく3つの柱があるかと思います。1つは、介護予防・地域づくりの推進ということで、こちらは健康寿命の延伸ということになっております。2つ目が地域包括ケアシステムの推進、こちらにつきましては、既に7期のときにもそのような計画で来ているんですが、ここを少しでも推進していく、進めるようにということで、国のほうもそのような計画になっておりますので、そこは市の計画のほうにも踏襲させていただいております。3つ目が国のほうでは介護現場の革新ということで、人材確保であったり、生産性の向上ということを言っております。市町では特に介護予防事業等の住民主体の通いの場を一層推進するということで、有償ボランティアの参加促進であったり、地域包括支援センターの相談支援事業の強化をするということになっております。それであと、介護関連データの利活用のための環境整備をする、それと在宅医療と介護の連携、認知症施策の推進、その辺りを強化するということで、その辺りを第8期の介護保険事業計画、皆様にお渡ししたのは概要版でありましたけれども、ちゃんとした冊子になりましたら、詳細な部分を確認していただければと思います。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 8期の計画の特徴、国の方針、3つの柱を踏襲する形だということで、その3つ、分かりました。概要資料の中にも、地域で支え合うというようなこと、前からこれは叫ばれてきたことで、施設整備についてはもうこれで、令和2年度で完了ということで、だんだん施設に入所したり通ったりという介護サービスよりも、地域で支え合うサービス提供というふうにシフトしていく、これからは時期に移っていくということの考え方、国、伊豆の国市においてもそうだということなんですけれども、実際にその施設は足りているのか。地域で実際に高齢者の方が過ごせる実態が、条件が備わっているのかという点では、現実はまだまだ厳しいというふうに私は考えておりまして、その辺については、どのように考えておられるでしょうか。今の時点でということはあれでしょうけれども、例えば5年後、10年後でそれを地域で支え合う介護サービスづくりというのは実現できると、していこうということなんでしょうけれども。現実的にそれが可能かどうかという点では、私はちょっと厳しいなと思うものですから、担当部署のほうではその辺はどのように考えておられて、この予算になっておられるのでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) 先ほど議員がおっしゃったとおりなんですけれども、なかなか施設を造るということになりますと、皆さん、やはり事業所が人材の確保が今大変だということで、今回、令和2年度にできました施設につきましても、当初の計画から、建物を建てることは台風の影響であったり、コロナの影響で専門職が、大工さんであるとかそういうところの確保ができないということもありました。もう一つは人材の確保が難しいということで、施設の側としたらそこの部分がかなり大変であったということを聞いておりますので、これから施設を造っていくのは、事業者さんが大変だということは感じております。国のほうも地域包括ケアシステムを進めるということで、要介護になっても自宅で過ごす、施設といってもグループホームとかそういうところは自宅と同じですので、そういうところで過ごしていけるようにしていくということが、国のほうもそうですし、市のほうもそこを目的に今事業を進めているところです。なかなか一つずつ、地域包括ケアシステムを平成28年度から始まっておりますので、一つずつできるところからやっていかなければいけないと私たちも思っております。 給付以外でも、このコロナ禍ではありますけれども、高齢者の居場所づくりであったり、通いの場として介護予防教室、あとベンチプロジェクトやサロン、居場所、認知症カフェ、今、買物支援も結構事業所さんであるとかやっていただいているところもありますので、地域の方たちが積極的にそういうことを自らやっていただいておりますので、私たちもその辺の支援をしていきたいと思っております。 全てが全て、その市町に合ったやり方でやっていくべきだと思っておりますので、その辺はこれからも支援を続けていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、そのほかございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第19号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第6、議案第19号 令和3年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を経済環境部長に求めます。 経済環境部長。     〔経済環境部長 天野正人君登壇〕 ◎経済環境部長(天野正人君) 議案第19号 令和3年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計予算についてご説明いたします。 特別会計予算書109ページをお願いいたします。 本会計の歳入歳出予算額は、それぞれ1,400万円としております。前年度と同額であります。 次に、112、113ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算です。 歳入につきましては、1款財産収入から5款諸収入となっております。主な収入につきましては、3款の一般会計からの繰入金1,398万6,000円となっております。 続いて、歳出です。 主なものは、1款の維持管理費1,384万9,000円でございます。こちらにつきましては、歳入歳出予算事項別明細書の121ページにありますが、楠木揚水場及び天野揚水場の維持管理に係る電気料、楠木揚水タンク浚渫工事などが主なものとなっております。 以上で説明を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてからお願いいたします。 質疑ございませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第20号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第7、議案第20号 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を都市整備部長に求めます。 都市整備部長。     〔都市整備部長 守野充義君登壇〕 ◎都市整備部長(守野充義君) それでは、特別会計予算の125ページをお願いいたします。 議案第20号 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予算の内容を説明させていただきます。 第1条は、総則になります。 第2条は、業務の予定量で、給水戸数を1万9,500戸、年間総給水量646万9,700立米としております。主要な建設工事につきましては、送・配水管布設替え工事等で法定外資料の23ページ、24ページに記載をしております。 第3条では、収益的収入及び支出を定めております。予定額として、収入は水道事業収益が8億1,167万3,000円、支出は水道事業費用として8億3,787万1,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては128ページをお開きください。 収入の1款1項の営業収益は、1目給水収益から3目その他営業収益の合計として6億2,445万6,000円、2項の営業外収益は、1目受取利息及び配当金から6目雑収益の合計として1億8,721万6,000円、3項の特別利益は、3目過年度損益修正益として1,000円を計上しております。 支出につきましては、1款1項の営業費用は、1目原水及び浄水費から7目その他営業費用の合計として7億9,754万7,000円、2項の営業外費用は、1目支払利息及び企業債取扱諸費から4目雑支出の合計として3,432万4,000円、3項の特別損失及び4項の予備費はそれぞれ300万円を計上しております。 125ページにお戻りください。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。資本的収入は330万円、資本的支出は6億9,505万6,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては、129ページをお願いいたします。 収入は、1款2項の工事負担金330万円を計上しております。支出につきましては、1款1項の建設改良費、1目配水設備費から4目機械設備費の合計として6億1,954万6,000円、3項の企業債償還金は7,551万円を計上しております。 126ページをお願いいたします。 第5条では、一時借入金の限度額を3,000万円としております。 第6条では、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、各項相互と定めております。 第7条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、職員給与費の7,026万7,000円としております。 第8条では、たな卸資産の購入限度額を1,200万円と定めております。 次に、130ページをお開きください。 給与費明細書であります。 特別職として、伊豆の国市水道事業等経営審査会の委員10名分の報酬と、一般職は8名分の給与費明細であります。 次に、133ページをお願いいたします。 債務負担行為に関する調書であります。 伊豆エメラルドタウン簡易水道事業創設認可及び民間事業者選定準備業務委託につきましては、期間を令和2年度から令和3年度まで、金額に関しましては3,366万円を限度額として定めております。 次に、水道料金等徴収業務委託につきましては、期間を令和元年度から令和4年度まで、金額に関しましては1億2,573万円を限度額とし、また、令和3年度から令和4年度までの支払い義務発生予定額を8,681万6,000円と定めております。 次に、水道事業経営戦略及び水道ビジョン策定業務委託につきましては、期間を平成30年度から令和3年度まで、6,366万8,000円を限度額として定めており、令和3年度が最終年度となり、支払い義務発生予定額を3,524万1,000円と定めております。 134ページをお願いいたします。 令和2年度の伊豆の国市水道事業会計予定貸借対照表になります。 予定貸借対照表は、年度末において水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本を表しております。資産の部では、135ページの上段、二重線の資産合計86億5,238万6,690円であります。また、最下段の二重線は負債の部の負債合計32億1,608万7,167円であります。これに、136ページの下から2行目、資本の部の資本合計54億3,629万9,523円を加えた二重線の負債資本合計86億5,238万6,690円となり、先ほどの135ページ上段の資産合計と一致しておりますので、資産合計イコール負債合計プラス資本合計となります。 次に、137ページは、令和2年度の伊豆の国市水道事業会計予定損益計算書になります。 予定損益計算書は、令和2年度の経営成績を明らかにしたものであり、下から4行目、当年度純利益を3,548万5,541円のマイナスを見込み、最下段には、当年度未処分利益剰余金を2億3,350万1,370円としております。 138ページからは、令和3年度の伊豆の国市水道事業会計予定貸借対照表になります。 139ページの上段、資産合計86億6,771万6,868円は、最下段の負債合計33億2,445万1,167円と、140ページの資本合計53億4,326万5,701円をプラスした負債資本合計86億6,771万6,868円と一致しております。 次に、141ページをお願いいたします。 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書になります。 1の業務活動によるキャッシュ・フローでは、水道事業の営業活動、主に収益的支出による現金の流れを予定したものであり、4億3,285万9,511円の現金の増加を見込んでおります。 2の投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に資本的支出による固定資産の取得について現金の流れを表したものであり、5億5,998万2,366円のマイナスを見込んでおります。 3の財務活動によるキャッシュ・フローでは、企業債の借入れや償還について予定したもので、7,551万円の支出を見込んでおります。 したがいまして、4の資金減少額は2億263万1,855円の減少となり、5の資金期首残高5億3,871万2,881円から4の資金減少額を差し引いた6の資金期末残高は3億3,608万1,026円となります。 以上で議案第20号 令和3年度伊豆の国市水道事業会計予算の説明とさせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 質疑ございませんか。 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 水道事業ですけれども、ここ数年、簡水の市への移管が続きまして、簡易水道が上水に統合されたということが何件かあるんですが、また、令和3年度は韮山の台の簡水が予定されていると思うんですけれども、今、部長が言われました経営状況といいますと、137ページで、これは令和2年度になるんですけれども、当年度の純利益がマイナス3,500万円ということで赤字計上になっているんですけれども、令和3年度についてもそういうようなことになるのかどうか。先ほどのキャッシュ・フローによると赤字になっていなかったんですけれども、最終的には。実際どうなんでしょうか。簡水も含めた上水全体の経営状況という点では厳しい状況にあるのかどうか、その点について伺います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(守野充義君) 水道事業の経営状況ということでございますが、一番分かりやすいのが141ページのキャッシュ・フロー、一番最後に説明したキャッシュ・フローになるかと思います。4番で現金の動きが出ていますけれども、令和3年度では約2億260万円が減っていくという形になって、令和4年度の期首残高が3億3,600万円と、今予定をしているところでございます。ですので、3億円という、まだ余裕というか、お金は、大分剰余金はあるんですけれども、徐々に厳しい状況にあるかと思います。 ただ、法定外資料にもございましたように、大型事業が令和3年度予定しておりまして、特に江間の浄水場のポンプの施設、これが3億4,000万円ほど計上しておりますので、こういう大型事業がある程度済めば、また少しはよくなってくるのかなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 分かりました。 今後も簡水がまた予定されているところもあるということですが、その簡水が経営を圧迫するということではないんでしょうか。その辺はちょっと伺いたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(守野充義君) 勉強会でもご説明させていただきましたように、台の簡水が来年度から移管されてくるということですが、基本的には、ご承知のように市のほうからも補助を出して、老朽化した管を整備して、それから移管を受けるもんですから、基本的にはその耐用年数分の間は大きな工事はないというふうに見込んでおりますので、水道料金についてはその分、当然入ってくるわけですので、将来的に見ると、その分が当然、維持管理費でかかってくるかと思うんですけれども、すぐにすぐ影響するというものではないというふうには考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほか質疑ございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の総務観光建設委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の総務観光建設委員会に付託することに決定いたしました。 ここで総務観光建設委員会委員長にお願いいたします。本案の採決は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第21号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第8、議案第21号 令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予算を議題といたします。 本案の内容の説明を都市整備部長に求めます。 都市整備部長。     〔都市整備部長 守野充義君登壇〕
    ◎都市整備部長(守野充義君) それでは、特別会計予算の予算書の149ページをお願いいたします。 議案第21号 令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予算の内容を説明させていただきます。 第1条は、総則になります。 第2条は、業務の予定量を定めており、水洗化戸数を1万2,700戸、年間総有収下水量を540万立米としております。主要な建設改良工事につきましては、伊豆の国市江間地区ほか公共下水道整備事業の管路施設整備工事等で法定外資料の25ページに記載をしております事業になります。 第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めております。予定額として、収入は下水道事業収益が14億7,363万4,000円、支出は下水道事業費用として13億8,125万6,000円を計上しております。 項別の詳細については、152ページをお開きください。 収入の1款下水道事業収益、1項の営業収益は、1目下水道使用料から4目その他営業収益の合計として10億970万1,000円、2項の営業外収益は、3目補助金から6目雑収益の合計として4億6,393万3,000円を計上しております。 支出につきましては、1款下水道事業費用、1項の営業費用は、1目管きょ費から9目その他営業費用の合計として13億1,124万6,000円、2項の営業外費用は、1目支払利息及び企業債取扱諸費と4目消費税の合計として7,001万円を計上しております。 149ページにお戻りください。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。予定額として、資本的収入は9億2,357万9,000円、資本的支出は12億5,757万円を計上しております。 項別の詳細については、153ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出ですが、まず、収入は、1款資本的収入として、1項の企業債は5億6,050万円、2項の負担金等は、1目受益者負担金として82万9,000円、3項の補助金は、1目国庫県費補助金として3億6,225万円を計上しております。 支出は、1款資本的支出、1項の建設改良費は、1目管路建設費と2目管路改良費の合計といたしまして9億2,765万6,000円、3項の企業債償還金は3億2,991万4,000円を計上しております。 150ページをお願いいたします。 第5条では、企業債についての事項を定めております。公共下水道事業債、特定環境保全公共下水道事業債、流域下水道事業債の起債につきましては、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めており、合計5億6,050万円としております。 第6条では、一時借入金の限度額を12億円と定めております。 第7条では、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は各項相互と定めております。 第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を職員給与費の4,163万1,000円としております。 第9条では、他会計からの補助金の額を1億4,119万3,000円としております。 次に、154ページをお開きください。 給与費明細書であります。特別職として、伊豆の国市下水道事業運営審議会の委員10名分の報酬と一般職は5名分の給与費の明細であります。 次に、157ページをお願いします。 継続費に関する調書であります。官民連携公共下水道整備事業の管路施設詳細設計業務委託料、管路施設施工監理業務委託料及び管路施設整備工事につきましては、令和元年度から令和5年度までの間、総額24億3,650万円としております。 158ページをお願いいたします。 令和2年度の伊豆の国市下水道事業会計予定貸借対照表になります。 予定貸借対照表は、令和3年3月31日において下水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本の予定を表示しております。 158ページの最下段の資産合計は136億5,117万5,150円であります。これは、159ページの負債合計107億7,389万2,194円に、160ページの資本合計28億7,728万2,956円を加えた負債資本合計136億5,117万5,150円と一致しております。 次に、161ページは、令和2年度の伊豆の国市下水道事業会計予定損益計算書になります。 予定損益計算書は、令和2年度の1年間における経営成績を表すものであり、下から2行目の当年度純利益及び最下段の当年度未処分利益剰余金を2,526万5,803円として見込んでおります。 次に、162ページから令和3年度の伊豆の国市下水道事業会計予定貸借対照表になります。 162ページの資産合計は142億1,695万3,018円であります。これは、163ページの負債合計112億6,101万8,212円に164ページの資本合計29億5,593万4,806円を加えた負債資本合計142億1,695万3,018円と一致しております。 165ページをお願いいたします。 次に、令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書になります。 1の業務活動によるキャッシュ・フローでは、下水道事業の営業活動、主に収益的支出による現金の流れを予定したものであり、2億8,811万3,520円の現金の増加を見込んでおります。 2の投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に資本的支出による固定資産の取得についての現金の流れを表したものであり、6億4,878万3,467円のマイナスを見込んでおります。 3の財務活動によるキャッシュ・フローでは、企業債の借入れや償還について予定したもので、3億8,998万6,000円の増加を見込んでおります。 したがいまして、4の資金増加額は2,931万6,053円の増加となり、5の資金期首残高は1,975万8,932円に4の資金増加額を加えた6の資金期末残高4,907万4,985円を見込んでおります。 以上で議案第21号 令和3年度伊豆の国市下水道事業会計予算の内容説明とさせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。予算書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 質疑ございませんか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の総務観光建設委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の総務観光建設委員会に付託することに決定いたしました。 ここで総務観光建設委員会委員長にお願いをいたします。本案の採択は3月12日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月10日の本会議において報告をお願いいたします。 会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。 休憩時間は11時30分までといたします。 △休憩 午前11時17分 △再開 午前11時30分 ○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第8号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第9、議案第8号 令和2年度伊豆の国市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。 本案につきましては、2月18日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 なお、質疑のある方は議案書のページを述べてからお願いをいたします。なお、発言は3回までとなっておりますので、ご注意をいただきたいと思います。 それでは、質疑のある方、挙手願います。 6番、鈴木議員。 ◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 この補正予算書のちょっと在り方についてお伺いさせていただきたいと思いますが、予算書のまず31ページ、ここの下から2行目に財政調整基金積立金6,873万8,000円とございます。これは予算調製のためにこの数字が上がっていると、このように理解しておりますが、決して特定財源ではないと思います。 さらに歳入のほうへ行って、22ページを御覧いただきたいと思いますが、22ページの19款2項1目の財政調整基金繰入金、今回の補正額を差し引いて、合計として1億4万3,000円の残があるわけであります。予算残がここにあるわけですので、ここの積立金につきましては、本来計上しないで、その分をこの1億4万3,000円から差し引いていけば、予算書がよりスリムになって、今回の補正額が本来であれば2億5,026万3,000円となって、補正額の予算額が280億3,626万3,000円と、このような形になるのが理想ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか、お伺いします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 確かに今、議員がおっしゃったように28ページの基金の繰入金と31ページの基金の積立金、こちらについてはうまく相殺すればですね、というご意見だと思いますけれども、こちら補正予算等で財調を財源として予算化したものを既に使用してしまった分がございます。その分を、確かに議員言うとおりに財源の振り替えをしてから積立金を除いて基金のほうの繰入金から引けばよろしいのですが、事実として既に使ってしまった基金があるということがある、その事実をそのまま振り替えをせずにこちらの積立金に積んだというところでございます。財政部局としては、議員がおっしゃられたような財源振替してから基金から繰入金を少なくするという手法もあるんですが、あえて分かりやすい、分かりやすいというか、今まで使ってしまったものの財源振替をせずに繰入金と積立金に分けたというところでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。 ◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 どういったものを使ったかとか、そういうことが分かりにくくなるということでありますが、この積立金について6,873万8,000円、これが何でこのお金が残ったのかということはどこにも明記されていないです。これは数字だけです。それは内部の資料ではもしかしたら分かるかもしれませんが、これを見た方、ほとんどの方は分からないわけです。分からないお金をあえて載せる必要はないということであります。この1億円からこれを抜いてしまって足りなくなれば、また補正を組めばいいわけです。これが予算のシステムであります。ですから、なるべく行政というのはスリムにして、どの方がいろんなものを御覧になっても理解しやすくするということに努めていただければと、このように思います。いかがでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) ご意見を参考にさせていただきます。今回はこのような形を取らせていただきました。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。 11番、小澤議員。 ◆11番(小澤五月江君) 11番、小澤です。 ページ数は65ページの説明6の防災関係備品管理事業の中の17の02避難所用テント式パーテーション購入費でございますが、これの数量と、このテントの内容説明をお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 危機管理監。 ◎危機管理監(神田稔君) ご説明させていただきます。 このパーテーションテントにつきましては、7月の臨時議会で既に200張りということで購入をしたものと同じものになります。今回購入につきましては170張りを計画しまして、全ての避難所に配置をする計画としております。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 11番、小澤議員。 ◆11番(小澤五月江君) 170張りということで数量のことは分かりました。 それで、これではですね、このテントを利用するタイミングというのが一時避難のときであったり、そのパーテーションを使うタイミングですね、それはどのように考えているんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 危機管理監。 ◎危機管理監(神田稔君) お答えいたします。 テントにつきましては、昨年の7月臨時会、こちらにつきましてはもう既に200張りを購入しまして、小・中学校の体育館等に置いています。また、これを避難所運営ばかりではございません。ここでコロナの関係のワクチンの接種等ございます。こちらにつきましても、やはり密にならないようないろんな形の対応、こういったものが使えるかと思っておりますので、健康づくり課のほうにはご利用していただくような形でお話をしてございます。また、ほかにもいろんな範囲の中で、イベント等でも利用ができるかと思っておりますので、こういった対応についてもお話ししてございますので、様々な機会を捉えまして、今後感染症予防とか、今後やるイベント等においても使えるように、また、学校のほうでも小学生、中学生等の個々の相談等にも使いたいというお話も聞いておりますので、様々な対応をしていただけるように、うちのほうは準備というんですかね、していきたいと思っております。 また、避難所の運営等につきましては、また年明けてという言い方はおかしいんですけれども、避難班等と連携をしながら、この辺の研修、作り方等もございますので、していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 そのほかございますか。 10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 3点お伺いします。 5ページの繰越明許費補正のプレミアム商品券事業3,000万円とその下の宿泊キャンペーン実施事業費補助金の2,500万円の詳しい説明をお願いします。 次に、47ページ、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業、これは以前から説明をいただいていまして、1月9日の説明ですと3月1日から12日に接種券の郵送を開始して、集団と個別接種を予定していると。接種会場は今後検討と。2月12日に接種会場は韮山保健センターとアクシスかつらぎと。2月18日は、昨日ですね、昨日は補正12号の説明の中では医療従事者が3月中旬に国が接種して、高齢者は4月に入ってからというようなご説明をいただいているんですけれども、現時点で全体にわたってどのような進捗というか、見込みになっているか整理してご説明をいただきたいと思います。 それと55ページ、緊急経済対策事業、事業継続支援金なんですが、以前、全員協議会で説明いただいた30%減で20万円掛ける1,400件ということで2億8,000万円ですが、市としてみれば、最初の協力金から始まって4次目の経済対策ということですが、この経済対策に対する考え方についてご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 経済環境部長。 ◎経済環境部長(天野正人君) 経済環境部のほうで、私のほうで所管をしているものについてまずご説明をさせていただきます。 最初に、5ページのいただきましたプレミアム商品券の繰越しの3,000万円、これの詳しい説明をということでございますが、ご案内のとおり、このプレミアム商品券については、使用可能な期間というのが3月末ということになっております。そんな中で、最終的にそういったものの換金作業等が4月のほうにずれ込んでいくというようなところがございます。現在、換金が終わっているのが約80%程度というようなことで聞いております。少し余裕を見る中で3,000万円というような形でさせていただいているところでございます。 それから、もう一点、私のほうの関係で55ページの持続化支援金のほうの関係をいただきました、すみません、事業継続支援金ですね。この関係で第4次の経済対策という捉え方をしていると。その中で、これまでのものとの関係を少し説明をということでございますが、この今回の事業継続支援金については、まさしく全協のときにご説明のほうをさせていただきましたように、今回のコロナの感染拡大の第3波に対しての支援を目的とするものでございます。昨年から実施をしております持続化支援金がございます。こちらは対象期間が昨年の12月までの間で、その中で売上げが50%以上、国のほうは50%以上減少した者、市のほうについては70%以上減少した事業者の方々に支援をさせていただいているということです。ですので、そういった期間のすみ分けのほうをさせていただいている中で実施をさせていただくものだということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、観光文化部長。 ◎観光文化部長(公野克己君) それでは、予算書の5ページの繰越明許費の一番下の1個上です、地域観光推進事業費の繰越明許費についてご説明をさせていただきます。 この宿泊キャンペーンにつきましては、7月の臨時会で補正予算で5,000万円計上をさせていただきました。これは内容は地方創生の臨時交付金を活用させていただきました。国のGoToトラベル事業が始まりまして7月22日からは、当初終了予定であった1月末まで、GoToトラベル事業のほうが割引率がよかったものですから、恐らくそちらを旅行客は使うであろうと考えておりました。また当時、オンライントラベルエージェントを利用していない宿泊施設もあったものですから、そういう宿泊施設につきましては、市の宿泊キャンペーンを利用していただきたいというふうに説明をさせていただきました。 また、GoToトラベル事業は、本来、1月末に終了するということでありましたので、その後の2か月、2月、3月に主に市の宿泊キャンペーンを使っていただきたいと思っておりました。ところが、昨年の12月27日でGoToトラベル事業が3月7日まで一時停止され、1月の宿泊客数は前年比、恐らく8割程度減少したものと思われます。また、2月にかなりの旅館が平日休んでいたということがあって、下手すると1月よりも悪化した可能性があります。 そんな中で、今後、GoToトラベル事業も6月末まで延期されるようですし、静岡県の独自の宿泊補助事業も開始されるというような情報が入っておりますので、その6月以降、また急激に落ち込むということが考えられますので、今年度、予算が余ったものにつきましては来年に繰越しをさせていただいて、大変疲弊している宿泊業者の方を支援したいということで、繰越しをさせていただきたいというものであります。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、引き続きまして、市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) それでは、47ページ、新型コロナウイルス関係のご報告をさせていただきます。 まず、日程についてでございます。こちらは2月17日から、テレビでもやっておりますけれども、医療従事者の先行接種ということで、全国で4万人ぐらいというようなことで聞いております。その次に、次の医療従事者ということで、3月の中旬から始まるというようなことは聞いておりますが、全国では370万人だったと思うんですが、伊豆の国市内の方としては、今2,000人程度ではないかと思っております。 その次、それが終わりましたら、4月の初旬ということで県は言っておりますが、アクシス、韮山保健センターで集団接種ということで、65歳以上の方、対象とすると1万6,000人程度になりますけれども、予定しております。 また、その次の基礎疾患を有する方等は、国もまだ具体的にいつだというようなことは連絡が来ておりません。 それと、接種券の送付のお話なんですけれども、当初、国が3月1日から12日までの間に発送しろというようなことでしたが、今は3月の中旬以降に発送というようなことになっておりますので、準備としては、3月20日までに接種券の準備は終わる予定でおりますけれども、その日程も後日お示しするというようなことで、国も来ておりますので、まだそこは確定はしていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 最初、5ページの1万人キャンペーンのことなんですが、部長の説明で大体よく分かったんですが、ちょっと聞き漏らしたのが6月以降、結局5,000万円のうち2,500万円余っているという、使い切らなかったという理解でいいと思うんですが、それを6月以降に再度1万人キャンペーンの残りをやる可能性があるので、繰り越しているということでいいんですよね。何で6月以降かというのをもうちょっと説明をお願いしたい。 2点目は、新型コロナウイルスの接種なんですが、分かりました。あと、基礎疾患がある方というのが3番目の順位でやるということになっているやつは、国で言うところのかかりつけ医でやるのかどうかという話が出ていますけれども、そこら辺の点についてはどのように今なっているのかお伺いしたい。 55ページの経済対策の話なんですが、第3波に対しての支援で今回やると。第3波というのがどこで終息するか分からないわけですけれども、今後の経済対策についてはどのように考えているかという3点でお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 観光文化部長。 ◎観光文化部長(公野克己君) 先ほどの宿泊キャンペーンの関係なんですけれども、国の事業が結局6月まで延びるというような話でありますので、先ほども申し上げましたとおり、国の事業のほうが率がいいので、恐らく皆さんは国のGoToトラベルのほうを使うと思います。ですけれども、使えないというわけではなくて、できれば6月から急速になくなるわけですから、急速に落ちるのを抑えるために6月からは市のキャンペーンを使っていただければなというふうに考えております。 なお、実際2,500万円繰り越すかどうか、ちょっとこの予算書を上げるときには2,500万円でありましたが、その後多少使われておりますので、これよりも減額になると考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) 基礎疾患を持った方の関係なんでございますけれども、基本的には集団接種ということを基本に考えております。しかしながら、先日も医師会の伊豆長岡支部さんともお話をした中で、予診票のほうに今かかっている、一般の例えば普通の方もですね、病気にかかっていれば、お医者さんに相談しましたかとか、お医者さんの許可を得ましたかみたいなものもございます。ですから、基礎疾患を持っている方は、基本的にはかかりつけ医さんがいらっしゃると思いますので、かかりつけ医さんとご相談をしていただいて、必要な接種に来ていただければと思っております。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続き経済環境部長。 ◎経済環境部長(天野正人君) 私のほうは、いつコロナ第3波が終息するか分からないと。今後の経済対策についてどういう考え方を持っているのかということでございますが、まさしくその下にあります新型感染症対策店舗リフォーム助成事業費補助金、これは3月補正で上げさせていただいているわけですが、来年度にかけての事業ということで実施していくと。緊急性が高いという中で、今回の3月補正の中に前出しをさせていただいているというところでございます。 それから、来年度の予算の中には、中小企業の事業者の皆様が借入れをされた、そういったものの利子補給のほうの手当というようなことも計上させていただいております。 それから、もちろんこの経済対策については、これまでもご説明をさせていただいているように、市のほうでいわゆる単独事業としてばかりではなくて、国、それから県のほうで実施をするいろんなそういう経済対策の事業がございます。こういったものの活用を総合的に事業者の皆様にはご紹介をし、実施をしていただければというふうに考えております。 それから、最後になりますが、今後の経済対策ということであれば、これまでご説明をしているように、大河ドラマの事業については今後の地域経済を回していくためのものだということがあるというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。 ◆10番(内田隆久君) 最初の1万人キャンペーンの話なんですが、部長の話だとGoToが6月から始まるからそれ以降と、GoToがなくなる以降ですか。ただ、現実的には結構、伊豆長岡温泉なんかでこの1万人キャンペーンが好評なところがありまして、追加でというような要望も聞いてはいるんですけれども。逆に言えば、4月から6月まで、国がやる前にこの1万人キャンペーンを打って出るという考えはないんでしょうか。 それとあともう一点、最後の経済対策で、最後に大河というふうにおっしゃいましたけれども、大河ドラマの経済効果というのは2022年にあるというふうに考えておりますけれども、その点について、大河ドラマが経済効果で2022年1月から3月ですか、年度で言えば。それまで何もしないということなんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 観光文化部長。 ◎観光文化部長(公野克己君) 1つ目ですけれども、議員さんが勘違いなさっている可能性があるんであれなんですが、3月7日からまたGoToトラベルが始まって6月に終わるということなもんですから、できれば6月から使っていただきたいというのがまず1点と、あと、議員おっしゃったとおり、既にもう100%、市の補助金ですね、使っていただいた旅館もございますので、これはあくまでも当初3月末までという説明をさせていただきましたので、これは再配分をさせていただいて、また利用していただきたいと。当然、4月から使っていただきたくないというではなくて、できれば6月から使っていただいたほうがよろしいかというような説明をさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、引き続きまして、副市長。 ◎副市長(渡辺勝弘君) 経済対策につきましては、これで十分かということはさらさら思っているつもりはありません。事業としては、いろんな事業の中で、国・県の施策も含めて考えていかなければいけないと思っているスタンスではおります。ですから、今後はそういった面も含めて、これまでもそうだったんですが、各種団体さんとかそういった方々のご意見も伺いながら、実は経済対策なんていうのは全て実情を聞きながらやっておりましたので、そこはしっかりした意見を取りながら、しっかりと現状を確認した上で、可能な分につきましては経済対策についても検討していきたいと思っています。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 15番、田中です。 3点ほどお願いします。 まず、5ページの繰越しのところの今話にありましたプレミアム付商品券なんですけれども、これ販売が12月で終わったんですが、追加もあったんでしたっけ。終わったと思うんですが、結果、何枚売れたのか。換金はまだ続くということですけれども、売れた枚数が分かれば、冊数が分かればお願いしたいと思います。 それと、25ページです。 歳入の市債のところですけれども、一番上にあります減収補てん債ですが、これの説明ですと、地方税の減収により起債が認められているということで、ここで期待しているということなんですが、その説明の中で、特例制度の恩恵を受けるということだったんですが、どのような恩恵があるのか、特例制度について伺いたいと思います。 最後です、もう一個が67ページです。 歳出の教育費のところですけれども、真ん中の15事業のところの教育ICT利活用事業の11の10、損害賠償保険料2,051万4,000円なんですが、これはタブレットの保険ということで、ここで計上されているんですが、その前に議案の第7号でタブレットの減数を、数を40台減らしましたね。このときの減らした金額が142万2,520円なんですね。それに対して今回の保険が2,000万円ということで、1,900万円ほど高いんですね、余計にお金がかかるんですが、この辺の考えはどういうわけでしょうか。それ差引きすると、相当この保険料が高いんですけれども、40台で済めば、40台の予備のほうが安くなるということなんですが、その辺について伺います。3点です。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。 ◎経済環境部長(天野正人君) それでは、5ページのプレミアム付商品券の売上状況ということですが、すみません、手元にちょっと細かいデータを今日持ってきていないもんですから、正確な数字についての答弁ができなくて大変申し訳ございません。 そんな中で、基本的には完売をしているというふうに捉えております。12月30日に完売をしたと、終了したということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 私からは減収補てん債の関係についてお答えいたします。 減収補てん債ですけれども、今までこのような借入れはしてこなかったんですが、なぜかといいますと、減収補てん債、今までは法人税の減収に対してのみ、この起債が認められていたものでございます。今年度は、このコロナ禍において、法人税以外の地方消費税であるとかゴルフ場利用税、また地方揮発油税、市町村のたばこ税、これに対しての減収に対しても減収補てん債が認められると。プラスアルファ、これに対しては、借入れをすると、通常75%の基準財政需要額へのプラス、地方消費税につきましては100%、基準財政需要額に乗せていただけるという有利なところがございます。ここが特例制度というところになっておりますので、これはまだ今年度限りの制度でございますので、これを利用させていただいたということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、教育部長。 ◎教育部長(佐藤政志君) 私のほうからは、損害賠償保険料の関係で、議案第7号のほうで、そちらのほうでタブレットの台数を40台減額したこととの差が1,900万円ほどまだ開きがあるのに何でそうしたのかということでお答えをさせていただきたいと思います。 まず、タブレットのほうの関係につきましては、こちらの保険が適用できるといいましても、修理とかそういったもの、交換に時間がかかるということで、予備の台数も当然置いておかなければいけないということで、その中で40台は減らしても大丈夫ということで、40台を減らしてあります。ただ、こちらのほうの保険金につきましては、まず、タブレット、当初3,620台購入する際に保証をつけなければ本来、全部自腹で直さなきゃならなくなってしまいますので、そういった国が業者につくらせていますGIGAスクールのパックですね、その保証部分のパックをいろいろ業者から聞き取りをしまして、自然故障ということで、1年間の保証はどこのメーカーもあります。それ以上の自然故障の3年保証、それから5年保証、自然故障と物損ですね、壊してしまう、故意ではなくて壊してしまう。そういったものの3年保証と、同じく5年保証ということで、それぞれ金額が6,000円から、自然保証プラス物損の5年保証の場合には1台当たり1万6,400円ということで、これと同じ程度のものの保険を探していたところ、この間説明したところの保険が自然保証プラス物損5年保証がつきまして、5年間で5,730円というものがありましたので、タブレットを3,620台契約する時点で、この保証の部分は含めないで、この間説明しました1台当たり3万5,000円の金額で契約をしたということであります。ですので、この保証の部分がない分を物損保証も含めた1台当たり5,730円の、ここで台数を減らしました3,580台で契約をしますと2,051万4,000円ということになりますので、保証部分を最初つけていなかったものをここでつけるということでございますので、単純に昨日のタブレットの減数をしたものと差引きということではないということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 分かりました。 プレミアム付商品券、今、部長のほうから詳しい数は分からないけれどもということで、分かれば午後でもまた少し教えていただきたいと思いますので。 それから、減収補てん債、分かりました。そういう特典があるということで、分かりましたので、それはいいことだと思います。 最後の教育のほうも、説明の中でたしか40台は保険を掛けたから、その代わりというように私は聞きましたので、完全にもう保険に掛ける代わりに40台減らすんだと思ったけれども、今、部長の話で分かりました。必要がない、完全に予備がないというわけじゃなくて、予備は持っているんだけれども、そこまでしなくても、保険のこの安いほうを掛けるということで間に合わせたということで、そういう説明がちょっとあれば分かったんですが、よく分かりました。結構です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 それでは、会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。 休憩時間につきましては13時5分までといたします。 以上です。 △休憩 午後零時04分 △再開 午後1時05分 ○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 午前に引き続き令和2年度の一般会計補正予算の質疑を行います。 次に質疑のある方、挙手願います。 5番、笹原議員。 ◆5番(笹原惠子君) 笹原です。 41ページをお願いします。 民生費のほうのこども医療費のところですけれども、こども医療費助成金が3,500万円ほど減っていて、結構金額が大きいなと思うんですが、その辺の説明をお願いします。 それと同じく、その下にある児童手当も1,800万円の減額、次のページの一番上、児童扶養手当も2,000万円の減額ということで、ちょっと金額がどれも大きいなと思いますので、この3つについて、減額の理由をお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) いずれの給付事業につきましては、年度当初かなり多めに取っていたものですから、これから支給する2か月分を5,000万円必要ということで、まずこども医療費の部分なんですが、5,000万円必要ということで不用額を減としております。 児童手当につきましては、年度当初の人数と年度末の人数が出ておりますので、その辺でお答えさせていただきます。 児童手当につきましては、当初予算を延べ6万7,540人ということで計算をしておりました。年度末になりまして6万3,525人という延べ人数になっておりまして、4,000人ほど減となっておりますので、その部分を加味いたしまして、不用額のほうを減とさせていただいております。 児童扶養手当につきましても年度当初の必要額が減ったということで減とさせていただいております。児童扶養手当につきましては年6回の支給となっております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、5番、笹原議員。 ◆5番(笹原惠子君) 何か分かったような分からないようなって感じなんですけれども、このコロナの関係というのは、現実にこの減額には特に影響していないというふうなことでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) こちらの手当につきましては、特にコロナで影響して減額になるということはございませんので、人数的なものということでご理解いただければと思います。 医療費につきましては、こども医療の部分ですね。こども医療につきましては、やはり病院のほうに行く方がコロナの影響で、病院の中で密になるということで、その辺については受診する方が減っているということを感じておりますが、すみません、数字のほうですぐに表れているということはちょっと分かっていないです。すみません。 ○議長(古屋鋭治君) 5番、笹原議員。 ◆5番(笹原惠子君) こども医療費のことについて、コロナで密になるからということで受診すること自体控えているということだと思うんですけれども、それでこんなに大きな金額が減額になるということだと思います。それを所長はどのような形で捉えていらっしゃるのか。結局、子供が家にいるということが健康的な意味で、精神面とか肉体的な意味でどうなんでしょうか。結構無理しちゃっているかなというのがこれ数字に表れているのかなと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) こども医療は、やはり具合の悪くなったり、病気にかかったりということで病院に行くわけですので、そこは行くことを控えたということになるかと思います。今までやはりちょっとしたけがであったり、ちょっと風邪を引いたりということで病院に行っていた方がそこまで、病院に行くまでもなく家で過ごせるということで、その部分、行かなくて済んだということもあるのではないかなと思います。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 私は、47ページの午前中、内田議員が質問しましたけれども、新型コロナウイルスワクチン予防接種事業についてちょっと確認をしたいんですけれども、定例会初日に専決第1号で予算計上しましたけれども、それは専決のやつは繰越しをいたすということが今回こっちの第8号で出ていますけれども。その専決するのと今回の補正で出てくるこの事業予算、これは合算して事業に取り組むという捉え方でよろしいのでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) 専決分と今回の補正の部分は合算して事業の執行になります。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 その点は分かりました。 それで、会計年度任用職員報酬が278万円出ていますけれども、それで、専決のほうにも会計年度任用職員報酬25万6,000円があるんですけれども、何人雇い入れるのかということと、その方の仕事はどういう仕事になるのかという点と、それと併せて、他の自治体ではこのワクチン接種についてチームをつくったりとか、特別人数を増やしたりということをやって取り組んでいる自治体も聞かれるんですけれども、当市は健康づくり課でやられると思うんですけれども、人数的にこの会計年度任用職員の雇い上げの方も含めて何人で対応されるのかお聞かせください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) まず、会計年度任用職員の補正の部分につきましては、3月分の2名分、すみません、専決ですね。補正の分に関しましては、またこちらも1年分の2人分ということになっております。 また、この会計年度任用職員の方は、いろいろな事務等がございますので、そういう事務に関わったり、また、集団接種なんかのときのお手伝いに行ったりするようなことにはなるかと思います。 それと、特別な体制の関係でございますが、まだこれから人が要るというようなことがございますので、また精査をしていただきまして、人事のほうとも相談をさせていただきたいと思っております。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 人員的なところは分かりました。 それで、もう一点ですけれども、55ページの緊急経済対策事業、持続化継続支援金の関係ですけれども、たしか全協の説明資料では、国・県のコロナの関係の第3次補正ですか、その財源を充てて、残りは市の不用額等の財源で充てるというふうにたしかなっていたかと思うんですけれども、それで、この54ページ、55ページに、これに関しては地方債の420万円が減額となって、一般財源が4,779万9,000円が計上されているんですけれども、聞きたいのは、この一般財源の4,779万9,000円がその不用額等で確保されたのかという点と、あと今年度、コロナの影響で市の収入が減っていて歳出削減をしなくてはいけないというお話があったと思うんですけれども、ここは3月の定例会の補正ですので、その点の歳出削減の捻出ですか、この事業の捻出と併せまして、どういうふうに捻出できているのかという点をちょっと伺いたいんですけれども。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(西島功君) 持続化支援金につきましては、55ページにございます国庫補助金と県支出金、これの合計との差額ですね、4,900万円ぐらいですかね。これは一般財源、市の持ち出しというところでございます。 先ほどの質問のどれだけ削減できたかという、すみません、全体的に今ここに全ての手持ち資料がないわけですが、軒並みこの補正では減額補正をしているというところの中で、大きな、一つ一つ拾っていただく中で見ていただければ分かると思うんですけれども、大分、4月当初には4億円の削減を目指していたというところの中で、大まかな話、3億円強の削減はできたと感じております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。     〔発言する者なし〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、経済環境部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 ◎経済環境部長(天野正人君) 私のほうから午前中、田中議員のほうからご質問いただきましたプレミアム付商品券の販売の冊数の報告のほうをさせていただきます。 販売冊数は5万冊を予定していたということでございます。その中で4万9,876冊を販売させていただきました。124冊が売ったものの数にないということなんですが、これらについては、汚損、破損等によるものだということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 それでは、そのほかにないようですので、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第8号 令和2年度伊豆の国市一般会計補正予算(第13号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第10、議案第9号 令和2年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本案につきましては、2月18日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。なお、質疑のある方は議案書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 質疑ございませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第9号 令和2年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第11、議案第10号 令和2年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案につきましては、2月18日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。なお、質疑のある方は議案書等のページを述べてからお願いいたします。 質疑ございませんか。 15番、田中議員。
    ◆15番(田中正男君) 今回のこの補正は、後期高齢者医療広域連合に納付金を896万9,000円納付するというものなんですが、これに対して歳入が保険料のほうで451万2,000円なんですが、結局、納付金のほうがこれだけ指定されたのに保険料はこれだけしかないので、不足分を一般会計から補填したというふうに見えるんですが、そういうことなんでしょうか、確認します。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(山口和久君) 一般会計の繰入金につきましては、昨日ですか、ご説明いたしましたように、保険基盤安定繰入金の増額ということで、保険料軽減に対する保険基盤安定負担金による繰入金が確定したということでございますので、そちらになっております。それで、歳入のほうに関しましては、保健施設の増による保険も試算したということでございます。 ○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。 ◆15番(田中正男君) 分かりました。 減額分で一般会計からというか、保険者負担分で払うんだけれども、保険料がこれだけあったので、それは一定賄ったということですね、分かりました。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第10号 令和2年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第12、議案第11号 令和2年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案につきましては、2月18日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。なお、質疑のある方は議案書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 質疑ございませんか。 14番、三好議員。 ◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 この介護保険の補正につきましては、所長のほうから説明をいただいていますので、小規模多機能の関係の施設が開所が遅れたということが大きな要因だという説明はいただいたんですけれども、それにしましてもちょっとこの補正を見ますと、介護認定の審査会も減額だったり、認定調査のほうも減額だったりしていますので、それは施設が開所が遅れたことによるものなのか、全体として、例えばコロナの関係で調査の依頼とか、あと利用なども控えたという傾向があるのか、もう少しちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 それともう一つですけれども、121ページに認知症総合支援事業があって、その会計年度任用職員が応募がなかったということで減額になっていますが、少しこの事業の中身と、応募がなかったのはなぜか、それの影響というんですか、その辺りをちょっと具体的にお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(吉永朋子君) まず1点目の審査会の関係なんですけれども、審査会につきましては、直接、本来ですと集まって審査会を開くんですが、Zoomとかでもできるようになったものですから、そちらで参加して、もちろん審査会の委員さんにはお金を払うわけですけれども、やり方としてそういうやり方ができるようになったということと、あと、認定調査につきましては、やはり相手方の施設であったり、病院であったり、なかなかそこに入っていけない、少し控えていただきたいということもありましたので、その分で認定の調査が件数が減っているということで減額になっております。 認知症の総合支援事業なんですけれども、こちらにつきましては、認知症支援チームというのがございまして、そちらに係る事業をやっていただく会計年度さんを募集したんですけれども、なかなかそこに応募していただける方がいなかったということで、こちらは会計年度さんですので、特に専門職ということではないんですけれども、会計年度さん、なかなか手を挙げていただける方がいなくて、その部分で今回、減額とさせていただきました。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、そのほかございますか。よろしいですか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。     〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第11号 令和2年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(古屋鋭治君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 次の会議は3月3日水曜日午前9時から再開し、一般質問を行います。この席より告知をいたします。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 △散会 午後1時29分...